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症例報告

(こちらに掲載された症例には、ご自身での改善が可能なものが多くございます。

ご自身による改善を希望される方には、腰痛アカデミーをご紹介いたします。)

まずは、無料動画をお勧めいたします。

https://youtu.be/zMOrX5SAQr0

こちらからの動画下、概要欄から無料動画へのお手続きをして頂けます。

​ぜひ、負担少なく、ご自身で改善できるものは、改善してください。

腰痛アカデミー学習会のライブ配信もございます。(午後は会員専用サポート)

https://youtu.be/jC9nFh4dDVE

アーカイブをご覧ください。

50年の空手指導経験のある男性が訴える1年前からの左頚部痛

【患者】70代前半 男性
【主訴】なにもしなくても首が痛い
【既往歴】変形性頚椎症、変形性腰椎症、腰椎椎間板ヘルニア
【現病歴】50年前から空手をしており、腰も痛いのだが、頚部の痛みは1年前からであり、変形性頚椎症は、近医整形外科にて痛みが出始めたのちに診断を受ける。
【現症】左頚部は安静時にも痛みがある。
【施術と結果】本症例の左頚部の疼痛部位は、第3頚椎高位で中心から外側へ約3cm付近の位置であり、安静時痛があり動作による痛みの変化はないとのことからも癒着はなく痛みの要因は左頚部の筋緊張と予測を立て左頚部の疼痛部位に緩消法を約2分施術。結果、痛みが10から7(NRS改変)となった。同部位にさらに約3分施術。結果、痛みが10から5(NRS改変)となった。この時点で、別部位への施術を希望されたため、左頚部への施術は終了した。

転倒して膝を打って、時間経過してから出てきた首痛の改善例

【患者】60代女性
【主訴】首を曲げると痛い
【既往歴】顎関節症 蓄膿症(手術歴あり)
【現病歴】来院当日、家の玄関先で足が上がらずに転倒、膝を最初に地面につくように倒れる。その時点から首に違和感が出はじめ、およそ5時間後に痛みを訴えて来られた。
【現症】頚部左側屈約30度で右頚部に痛みを訴えられる。
【施術と結果】本症例は屈筋側の痛みでななかったため、伸筋側の痛みということで通常の緊張状態ではないかと見立て、疼痛個所を指先で示してもらうと範囲は、頭板状筋・頚板状筋・斜角筋群周辺箇所とみられた。直接、およそ直径3cmほどの疼痛範囲を緩消法で弛緩していくと、実施からおよそ3分で痛みは10から0(NRS改変)となった。
痛みが0になったため、その時点でその部位への施術は終了した。

2年前の追突事故から残る右手掌部から右中指先端部にかけての痺れ改善例

【患者】50代前半 女性
【主訴】右手の手の平と中指が痺れて気持ち悪く、手に持ったものを落とすこともあり危ない。
【既往歴】ー
【現病歴】2年前に自動車運転中に追突事故に遭い、近医整形外科にて第7頸椎にズレがあると診断を受ける。症状としては、右手掌部全体と右中指掌側のみ全体に痺れの症状が発生。病院でのリハビリや整骨院に通うも変化なし。
【現症】安静時から右手掌部全体、右中指掌側全体に痺れあり。動作時での痺れの症状に変化はなし。
【施術と結果】本症例では、右手掌部が全体的に痺れているとの事であるため、直上の手関節の動脈に関係する部位での圧迫があるのではないかと考察、手関節掌側中央付近に緩消法を施術、約2分で痺れは主観で5割小さくなり、続けて右中指掌側の中手指節間関節付近に約2分緩消法を施術すると右中指の痺れは主観で5割小さくなった。再び、手関節掌側中央付近に戻り約5分緩消法を施術すると右手掌部と右中指掌側全体の痺れは、主観で残り3割まで痺れは小さくなった。ここまで約10分の施術で、各部位の痺れよりも他の部位が気になるとのことで、上記部位への施術は終了した。

60代の方が訴える1カ月半続く左母指指節間関節・中手指節間関節の痛み改善例

【患者】60代前半 女性
【主訴】緩消法をしようと腰に指をあてるため腕を曲げると左手親指の付け根が痛い
【既往歴】
【現病歴】1カ月前から、腰に手を当てようとすると左母指指節間関節(以下IP関節)と左中手指節間関節(以下CM関節)に痛みが走るようになる。ドケルバン腱鞘炎(同席の医師診断)
【現症】安静時に左手関節背側第1コンパートの長母指外転筋・短母指伸筋のCM関節腱鞘部に圧痛があり、また左腰部側面に左母指先端を押し当てる動作、左母指外転・伸展、左手関節伸展、左前腕回内、左肘屈曲、左肩外転の動作で左母指IP関節・左母指CM関節に痛みが強く出て、腰部に左母指先端を押し当てるに至らない。動作の流れの中で左手関節伸展時に痛みは強くなり、最後の左肩外転動作から痛みが一層強くなり始める。
【施術と結果】本症例のように緩消法をしていて母指IP関節・CM関節周辺に痛みを訴える症例は多く、この痛みの要因を前腕の筋緊張と考え、また前腕の筋緊張の要因に腰部の筋緊張も関係すると考えられるので、腰部側面から見て第10肋骨の先端部付近を触察、緊張しているとみられる部位を確認し、その部位へ緩消法を約20秒の施術を行うと痛みは10から8(NRS改変)となった。腰部との関係を確認したのちに、より直接的に関係すると考えられる前腕の長母指伸筋近位筋腹部と思われる部位へ約5分緩消法を施術すると、痛みは10から5(NRS改変)となった。

20年来の腰痛、4回のぎっくり腰4回目から40日目で跛行状態の改善例

【患者】50代前半 男性
【主訴】20年来の腰痛、4回のぎっくり腰をおこして40日目だが、腰が痛くて、右足を引きずるような状態でしか歩けない。
【既往歴】頚椎ヘルニア
【現病歴】40日前に起きたぎっくり腰により腰痛発症以降、ストレッチなどを試すが、症状の悪化もあったとの事。
【現症】安静時には、強い痛みはないが、動作時には腰部中心部起立筋付近に痛みがあり。椅坐位からの起立動作で痛みが強くなるため(膝屈伸動作は怖くてできない)、2度3度の動き治しが必要。歩行時には跛行のような症状がみられる。
【施術と結果】本症例では、起立筋群と思われる部位での痛みを訴えているため、腰部側面の筋弛緩が有効と推察。右腰部側面に緩消法を約3分間施術実施で10から8(NRS改変)へと小さくなった。更に約3分間同付近を施術すると開始時の10から2(NRS改変)へと小さくなった。その後、第3腰椎高位の起立筋付近へ緩消法を実施、約4分間の施術で開始時の10から0(NRS改変)へと小さくなった。開始時と比較して押圧深は約2.5cm大きくなった。結果、安静時、椅坐位からの起立動作、膝屈伸運動時、歩行時の痛みは10から0(NRS改変)となり、跛行のような症状はなくなり通常歩行が可能になった。腰部中心起立筋群と思われる部位の痛みには、腰部側面の緩消法が有効であると考えられる結果となった。

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